初雪

こんにちは小唄小町です👘

小春日和が続いていますが、今日は少し寒い方の小春日和でした🍁

初雪❄️をご紹介したいと思います。

 

初雪に降りこめられて向島

二人が仲に置炬燵(おきごたつ)

酒の機嫌の爪弾き(つめびき)は

好いた同士の差し向かい

嘘が浮世か 浮世が実(じつ)か

まことくらべの胸と胸

 

フレーズを見ても、寒さの中に暖かい情緒やハートが感じられますね。

この歌は初代清元菊寿大夫が明治20年頃に作曲したそうです。

たまたま初雪が降った日、そして初雪ながら結構な積雪で降り込められてしまった⛄️情景でしょうか。

…しかし結局は2人で置き炬燵ですって、このようなシーンは経験していないと書けないと思いますが(笑)

後半はデートの会話(芸妓さんとでしょうか)がとっても盛り上がっている様子の歌詞ですね。

ただこの曲メロディーは短調で、このデートの盛り上がり感とのバランスがとても絶妙に仕上がっています。テンポが入りやすく、カラオケが普通に上手な方だったらすぐ唄えそうです。