打ち水の

打ち水のしたたる草に 光る露

恋に焦がれて鳴く虫の

声を哀れと聞くほどの

寂しい我が身に誰がした

(本調子)

 

始めたての頃に習った曲の1つが打ち水です。

普通だったら、打ち水をしたくなるような暑い日の、夜の虫の声だから涼やかに聞こえるはずが、とっても寂しく聞こえる。そんな寂しい我が身に誰がした…貴方よ。

そして貴女は誰?と聞きたくなりますよね。相手に対して悔やみ口の切ない遊女なのでしょうか。光る露はやっぱり涙ですかね。

 

今朝は娘にディズニープラスでサウンド・オブ・ミュージックを観せていましたが、新しく来た婚約者女性が、あるじに恋してしまうマリアに対して、

男の気持ちは変わりやすいもの、最初だけよ✋

と諭していました。女心は秋の空とかいますけど、まあお互いさまですかね。

 

唄のポイントは…誰がしたのしですが、しっかりしと発音するといの母音も強く出てしまうので、息だけ吐くような感じで、シッと短く歌うことみたいです。最終節をゆっくりたっぷりと歌い上げましょう♪